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ate atelier / てづかあけみ

イラストレーター・絵本作家

1967年神奈川県生まれ。デザイン事務所を経て、98年よりフリーランス。
著書に「はじめてのうちゅうえほん」などの、はじめてシリーズ多数他

「宇宙りょこうへでかけるえほん」

「世界えじてん」など(PIE International)。

最新刊は「いっぱいあるよ!おでかけどれにする?」(偕成社)他、カレンダーや雑貨なども手掛けている。

Interview

【商品開発についてのご質問】

ー 今回の描きおろしキャラクターのストーリー、コンセプトについて教えて下さい。

どこかの国の、近所の「ちいさな森」をイメージしました。
家の窓には来ないけれど、少し足をのばせば会えるかもしれないちいさな生き物たち。
きれいな鳥、人懐っこいリス、いろんなことを知っていそうなフクロウ。
もっと奥へ冒険すると、王さまの城、にこやかなライオン。それを全て見守っている太陽。
いつも少しの冒険心と自然への親しみ心をコンセプトにしています。

ー 色、素材、デザインへのこだわり。

普段たくさん描いている学習えほんより、デザイン要素でまとめたイラストにしました。
生活、モノに馴染むようにそうしました。実は自分が一番好きなイラストのあり方です。

ー このアイテムはこんな場面で、このように使用して欲しい!など教えて下さい。

とにかく身近に気兼ねなく一緒に!
カラフルな色のラインナップになっておりますので、その日の気分に合わせてファッションのキーカラーにしていただけたら。

ー このアイテムはこんな場面で、このように使用して欲しい!など教えて下さい。

とにかく身近に気兼ねなく一緒に!
カラフルな色のラインナップになっておりますので、その日の気分に合わせてファッションのキーカラーにしていただけたら。

【将来のあこがれの職業について】

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ー イラストレーターになるまでの道のりを教えてください。

スタートは遅くて、美大在学中より映像制作会社に勤務。
その後、デザイン制作会社に転職。イラストレーターに仕事を発注する経験もしました。
20代後半でフリーになりつつ、雑貨メーカーでデザインのアルバイト勤務も兼ねて
イラストだけで生活できるようになったのは30代に入ってからです。
ただ、最初の1年目以降は特に営業活動もせず、オファーがあった仕事を受け続けていたら
今に至ってるのは恵まれていると思います。

ーイラストレータになられたきっかけを教えてください。

最初は、普段から愛読していた生活雑誌の編集部(某公共放送の出版社)に電話を入れて、
ファイルを持って見ていただきました。いわゆる営業ですよね。
その場で小さなカットでありますが、はじめてお仕事いただけた瞬間は忘れられません。
自分はアーティストじゃないと自覚があったので、生活に密着したテイストが合っていると判断して
そういった雑誌の編集部をまわりましたが、スタートは比較的順調でした。

ー てづかあけみさんが子どもだったころ

学校の授業科目は、図工がダントツに好きでした。感覚でできる科目が好きで、計算や暗記が苦手でした。

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ー アイディアやインスピレーション(創造性?)の育み方。どのように感性を磨いているか。
継続して続けていることなどを教えてください。

身近な本当に起きていることが一番面白いと思っているので、その切り取り方や
目の付け所を心がけています。河原が近いので散歩中に思いついたり整理できたりすることが多いです。
学習えほんの制作にとても役立っています。

ー普段使っているもの。愛用品。(好きな文具のメーカーなど?)
お仕事・普段の日常生活でも てづかあけみさん個人で好きなもの・趣味・普段の生活で使われているもの・行動などを教えてください。

昔から、イラストと文字が組み合っているアドバタイジングなものが好きでした。
ノーマンロックウェル、レイモンサヴィニャック、エルベモルバン、オーレエクセル 柳原良平など。

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ー 絵を描く時に大切にしている事。心がけなどがあれば教えてください。

身近な本当に起きていることが一番面白いと思っているので、その切り取り方や
目の付け所を心がけています。河原が近いので散歩中に思いついたり整理できたりすることが多いです。
学習えほんの制作にとても役立っています。

ーイラストレーター、絵本作家の魅力(逆に厳しいこと・つらいことも)を教えてください。

イラストはその場かぎりという仕事が多いですが、絵本になると思いがけず長い年月に残ることになる喜びを知りました。
その分描き直したいなぁと数年後、気づいてもずっと店頭に並んでることにもなるのですが…苦笑。

ーイラストレーター、絵本作家になりたい子ども達へのメッセージ。(アドバイス)

(この質問は偉そうなので、コメントは差し控えます・・・スミマセン)

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【インタビューを終えて】

数多くの児童書・知育本の製作実績を持つ、てづかあけみさん。
書店や児童館などで一度は目にするその作風は、どこかヨーロッパの香りがします。

我々製作陣もてづかあけみさんの絵柄に惚れ込み、
是非てづかあけみ作品をオリジナル製品にしたい、とご依頼をするにあたり、最初はドキドキ緊張しておりました。
実際にお会いさせていただいたてづかあけみさんは、とてもおしゃれで気さくな明るいお人柄!お話上手で我々もホッといたしました。

今回改めてそのバックグラウンドを含んだお話を伺うこととなり、てづかあけみさんの明るい笑顔のなかで
頭の中に独特の世界が無限に広がっている、素敵な女性なのだと再確認できました。

 

世の中に自分の作品が広まり、絵を仕事にし続けていくこと・・・これほどあこがれの職業はありません。
お子さまが 絵を描き続けたり 空想に耽ってばかりいたり 好奇心があちこちに散らばっていたり ・・・
そんな子どもたちがいずれは書店に著作が並ぶ作家さんになるかもしれませんね。

お問い合わせ先:ジオストラ株式会社

https://www.giostra.tokyo/

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